飛行機とフェリーで恐山へ② 新千歳から支笏湖へ
2017年6月、いざ行かん成田空港へ。
最安ルートを模索した前回の記事はこちら。
北海道観光 支笏湖へ
東京駅から成田へ。
リムジンバスに乗って向かいます。
当時はLCCに乗りたいがために成田まで馳せ参じていましたが、JALやANAも早めにとればそれなりに安い金額で取れることを知りました。
成田から飛行機に乗って新千歳へ。
今回の経由地、北海道に到着です。
新千歳に到着したのが昼過ぎごろ。
苫小牧からのフェリーは23:59発。
まだ半日時間があります。
当初はこの時間に北海道の名所を回ろうか、なんて話もありましたが、北海道は広い。
小樽や積丹、洞爺湖はちょっと厳しい。函館なんてもってのほか。
時間的制約がある中で我々が選んだのは支笏湖(しこつこ)でした。
空港から西に50km弱、片道1時間くらいが上限でした。
新千歳と支笏湖って地図上なら目と鼻の先みたいな雰囲気なのに実際は50kmも離れてる…北海道は広すぎる。
支笏湖は湖界の隠れた実力者
支笏湖に到着です。
北海道には摩周湖やサロマ湖、洞爺湖に阿寒湖、屈斜路湖といった知名度の高い湖がたくさんあり、支笏湖は少し存在感が薄いイメージがありました。
しかし、併設されたビジターセンターで学んだところ、非常に地力の高い湖であることを知りました。
数々の栄誉がこちら。
・透明度 全国1位
→厳密には水質調査の度に入れ替わるらしい。トップクラス。
・水深 全国2位
→1位は秋田の田沢湖
・貯水量 全国2位
→1位はおなじみ琵琶湖。大きさは琵琶湖の方が約9倍だが、水深がある分水を貯められるらしい。
・日本最北の不凍湖
→深い湖底には暖かい水があって、極寒の北海道でも凍らないらしい。
DHCみたいだ。
ちなみに地図上で見るとこぢんまりした印象を抱いていましたが、面積も国内で8番目。
なんもかんも北海道がでかすぎるのが悪い。
さすがは様々な栄冠(?)に輝いてきた支笏湖である。
適当にスマホをパシャパシャさせるだけでも美しい景色が撮れます。
ほとりに石が積まれていました。
こういう賽の河原的なのは恐山で見るつもりだったけど先に見つけちゃった。
透明度日本一の湖面に心を洗われつつ、周辺も散歩。
この鉄橋は山線鉄橋といい、苫小牧から物資を運搬させるために架けられた道内最古の鉄橋だそうです。
この湖の上を走るSLは画になっただろうなあ。橋の向こうには目的地の苫小牧が待っていると思うと言語化できないエモさを感じます。
公園内に神社を発見。
湖畔散歩を満喫しているうちにすっかり日も暮れてきたので、そろそろ支笏湖を後にします。
山線鉄橋のはるか南、苫小牧でフェリーを待ちます。
それでは今日はこの辺で。