西沢渓谷は控えめに言って最高でした
11月9日、大学の後輩に誘われて山梨県の西沢渓谷に行ってきました。
それまで西沢渓谷なんぞ聞いたこともなく、旅行好きの後輩にただただ連れられるがまま向かう運びとなりました。
幸手駅から西沢渓谷へ
つくばからやってくる後輩と落ち合うため、埼玉の幸手駅で集合。
朝早かったのでやんわり遅刻しました。
駅まで待っていた後輩と合流し、関越道を走ります。
大学卒業以来の再開で話も弾みます。
後部座席にスーパーのカゴが積まれていることが気になりましたが、茨城だとあるあるなんだそう。ほんとかよ。
道中はこんな道が続きます。もう綺麗。
車に揺られること(多分)3時間くらい、西沢渓谷アタックの起点、道の駅みとみに到着です。
ここもめちゃくちゃ自然豊か。
アタック前に道の駅で腹ごしらえ。
この唐揚げ定食、全てが美味い。
唐揚げも漬物も味噌汁も極上。
「道の駅やサービスエリアの飯には期待するな」が口癖の両親に育てられた自分にとって、この唐揚げ定食は衝撃でした。道の駅みとみにお立ち寄りの際はぜひ。
西沢渓谷を攻める
ゲートをくぐって西沢渓谷を攻めます。
トータル10kmの行程です。
序盤はカップルが私服でうろつけるくらい遊歩道が整備されています。
この辺りで引き返す人も多いっぽいです。ここまででも十分自然を堪能できます。
この辺りも序盤。街歩きの靴で回れます。
過酷な道のりと西沢渓谷の滝
30分くらいあるくとにわかに道が険しくなってきます。
西沢渓谷サイドも脅しをかけてきます。
ここからさらに20分、「三重の滝」という滝が見えてきます。
西沢渓谷は滝がたくさんあるのがウリで、ここまでにもいくつかありましたが、三重の滝は別格です。
ただこのあたりまで来るとすこぶる足元が悪い。
鎖に掴まりながらえっちらおっちら進んでいきます。
笑っちゃうような道を進んでいきます。
横を見ればこんな美しい景色が広がっていますが、あまり余裕はありません。
スタートから2時間、メインの滝である七ツ釜五段の滝に到着です。
さすがここまで対面した幾多もの滝のボス。
美しさも壮大さも抜きん出ていました。
七ツ釜五段の滝の近くには妖精が住んでいました。
この日は留守でした。
西沢渓谷の頂へ
七ツ釜五段の滝を越えるとほどなくして山頂です。
紅葉色づく山々にここまでの苦労も吹き飛びます。
嘘です。足がプルプルしていました。翌日の筋肉痛は避けられなさそうです。
帰りは行きと一転して穏やかな山道を下っていきます。
昔はトロッコ列車が走っていたらしく、その軌道跡に沿ってゴールを目指します。
途中ちょこちょこ見かけた賽の河原みたいに積まれた石。
こんなん誰がやってるんだろうと気になって調べたところ、「ケルン」という登山アイテムなんだそう。
登山道にこれがあることで、登山者にとっての道標になるそうです。
崩したり遊び半分で作ったらいけませんね。
大腿筋の悲鳴を聞きながら、のんびりとハイキングです。
山が一番綺麗になる季節を全身で感じます。
ゴール付近にも賽の河原もといケルンが。
こっちの道から来る人にとっては初めてのケルンですね。
無事ゴール。入り口付近なのでラフな格好の若者が目立ちます。
こちらの入り口の景色も綺麗。本格的なハイカーから散歩レベルの人まで、どんな人でも楽しめる西沢渓谷でした。
11月いっぱいで山じまいだそうなので、また来年行こうと思います。
それでは今日はこの辺で。